初優勝とA級復帰の一挙両得を狙う堤啓輔
初優勝とA級復帰の一挙両得を狙う堤啓輔

◆にっぽん未来プロジェクト競走in尼崎(23日、ボートレース尼崎・4日目)

 堤啓輔(40)=佐賀=が、ピンチを乗り越えてファイナリストに名乗りをあげた。準優勝戦10Rは2着。「全体的にいいですね」と足の良さを強調したが、カドまくりの若林義人の艇が目前を横切り、その引き波にも乗りながら、ブイ際を巧みな小回り。レバーを握り直した瞬間の出足の鋭さをアピールしつつ、小技もさえた。

 「気合を入れていきます。今節はスタートも勘通りいけてるので」と、5期ぶり3度目のA2級への挑戦も続く。優勝戦は4号艇で、準優勝戦でまくられた若林のすぐ外になったことは、むしろ大きなチャンスと言えそうだ。

 2013年11月の初出走から13年、無我夢中の走りのその先には、デビュー初優勝の瞬間が訪れるかもしれない。