夫・藤原碧生の影響で阪神ファンになった実森。レース場でも虎人(とらんちゅ)Tシャツで作業にいそしむ
夫・藤原碧生の影響で阪神ファンになった実森。レース場でも虎人(とらんちゅ)Tシャツで作業にいそしむ

 プレミアムG1「第15回クイーンズクライマックス(QC)」は、ボートレース住之江で12月28日から31日までの日程で開催される(QCシリーズは同26日開幕)。2年連続出場を目指す実森美祐(29)=広島=は現在、女子賞金ランキング24位と苦戦中だが、怒とうの追い上げで上位12人入りを狙う。

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 昨年の実森は9優出3Vと年間を通して活躍した。しかし今年は3月の宮島ヴィーナスSでの優出2着、8月のまるがめ男女ダブル優勝戦での優出6着と、ベスト6入りが2回のみで、優勝は0。それでも賞金ランクは24位につける。5月の浜名湖SGオールスターなどG2以上の特別戦を8節走り、コツコツと賞金を上積みさせているからだ。

 「今期(5月以降)はA1がダメかもしれません。調整が合ってなかったですね。いい時はあっても、ダメな時はめっちゃダメだった」。直前の三国ヴィーナスSを終えての今期勝率は5・90。5期連続のA1キープへ苦しい状況にある。ただ、三国では節間4連勝も挙げるなど奮闘した。「ペラが合っている感じの日もありました」と、課題克服の兆しは見えてきた。

 今後は来月6日から鳴門ヴィーナスS、2節後には3年連続となる若松PG1ヤングダービーに出走する。ヤングダービーに出場できるのは29歳まで。実森は9月11日で30歳となるが、「開催年の9月1日時点で30歳未満の勝率上位者」という出場資格規定にも救われ、出場権を得た。

 「1回多く出られる感じでラッキーですね。それを生かしたい。若松は優勝(昨年9月)しているし、好きな水面。ヤングダービーで何とか賞金を稼いで(11月)レディースチャレンジカップに出たい。それでQCまで行けたらいいですね」

 昨年はヤングダービー後に4度の優出を果たし、QC出場へとこぎ着けた。今年もここから反撃だ。(吉井 豊)