優勝した川野はピットで福岡支部の仲間から祝福を受けた(右から米丸、内山、大橋、左から竹井、渡辺優、魚谷、小野)
優勝した川野はピットで福岡支部の仲間から祝福を受けた(右から米丸、内山、大橋、左から竹井、渡辺優、魚谷、小野)

◆プレミアムG1第40回レディースチャンピオン(11日・ボートレース徳山・最終日)

 優勝戦は12Rで行われた。1号艇の川野芽唯(40)=福岡=が逃げて大会初優勝。G1Vは2015年の福岡クイーンズクライマックス以来2回目。V賞金1300万円(副賞含む)と、来年3月に開催されるSGボートレースクラシック(からつ)の出場権を獲得。女子賞金ランクは2位に浮上した。

◇堂々のトップSで逃げ切った

 川野が、初の夏女王に輝いた。インからコンマ05と堂々のトップスタート。1Mを先取り、他艇の攻めを封じてバックで逃走態勢。そのまま3周独走してVゴールを駆け抜けた。

 ゴール直後、装着場には同じ福岡支部のレーサーがズラリ。その姿を見て、ヒロインの目からは熱い涙がこぼれた。「みんながめちゃくちゃ喜んでくれていた。これだけ喜んでくれる人がいるのは幸せなこと」。周囲に気を配る、仲間思いな川野らしいシーンだった。

 優勝に導いた相棒は34号機。「最終日は気圧が変わって…」と気象条件の変化もあったが、「結果的には状態は良かった」と万全の動きだった。

 機力だけではなく、走りっぷりにも満足。「ターンは100点。スタートもいけたし、今日は100点満点をつけさせてください」と、影を踏ませない速攻に胸を張る。

 昨年の浜名湖レディースチャンピオンの覇者は、同期の鎌倉涼。「同期に続けて良かった。女子選手である以上は、勝たないといけない大会だと思う。勝てて良かった」と、熱い思いがあるタイトルで喜びもひとしお。

 昨年9月に産休から復帰したまな弟子、大山千広の存在も大きな刺激になっている。「千広ちゃんが復帰する時に一緒に練習に行ったけど、それが本当に楽しくて!楽しかったね、って千広ちゃんに言ったら『練習で楽しいとかボート好き過ぎでしょ』って言われちゃって(笑)。その時に、自分が本当にボートが好きなんだって気づいた。自分はまだまだ安定感がないけど、これからも応援してもらえたらうれしい」。明るく楽しくはつらつと、ファンを喜ばせ続ける。