昨年12月の江戸川以来、自身3度目の優出を狙う加藤優弥
昨年12月の江戸川以来、自身3度目の優出を狙う加藤優弥

◆ルーキーシリーズ第10戦 スカパー!JLC杯争奪 今村豊メモリアルプリンスカップ(16日、ボートレース下関・4日目)

 加藤優弥(26)=福井=の予選ラストだった4日目2Rは、道中3番手に浮上する場面もあったが、競り負けて5着。「自分のミスです」と悔しさが残る一戦になってしまった。それでも11位で準優に進出した。

 ただ、現在は悪戦苦闘の真っただ中だ。2025年前期にA2級になったが、ここ3期はB級にとどまり、伸び悩んでいる。「ずっとパッとしない。ずっとモヤモヤしています」。答えが出せない中、出した一つの結論が“原点回帰”。まずペラを「いろいろ試したけど、ベーシックな形に」した。だから今節は、ことさらに足を追い求めていない。

 ターンも基本に立ち帰っている。「踏み込みをしっかりする。意識しないとおろそかになってしまうので」。その取り組みが形になったのが「理想のレース。あれができていればA級になれる」という初戦の2コース差しだった。

 大師匠にあたる武田光史からは「(福井支部から)誰がヤングダービーに行くんだ」と発破をかけられている。Sについては「今垣(光太郎)さんのようにフルかぶりではいけていない」のが課題だ。三国のフレッシュルーキーには手本となる先輩がいるのも心強い。

 勝負の準優に向けて「Sはいかないとですね」と攻略の道筋を思い描いている。快走の続いた今節で優出を決め、A級復帰へのきっかけをつかみたい。