◆MNBR下関11th 日本財団会長杯(15日、ボートレース下関・2日目)
今節は4日間短期決戦。予選はわずか2日間しかない。金子萌(35)=静岡=は初日2走し、3着2本にまとめた。いずれも6コースから展開を突いたもの。大外から舟券に絡むのは簡単なことではない。「体感がいい。ターンの感触が良くて回り足はいいと思う。スリットとか足自体は普通」と話した。
2日目は1号艇の1回乗り。1コースからほぼ完璧な旋回で逃走した。
手にしている45号機は2連対率33%(前検時)でCランク。至って普通のエンジンだが、佐々木完太がG1中国地区選手権で優出しており、昨年11月オールレディースで清水愛海が優勝。中堅か中堅ちょっとくらいはある。
父は金子良昭。父は下関周年を含めG1で通算3度優勝。SGで4度優出したこともあるベテランレーサー。以前、父に息子の「萌」という名前について聞いたことがある。金子良は「大地から草木など植物が芽生える力強さ」が由来だと教えてくれた。アニメなどで使われる「萌える」はアニメなどのキャラクターなどの熱狂的な愛着を感じるという意味で使われるが、「萌」の本来の意味は「草木が芽を出すこと」。息子にたくましく育ってほしいという親の思いがひしひしと伝わってくる。
師匠は菊地孝平。技術よりもレースに対するものの考え方など気持ちの面で助言を受けることが多いという。
通算の優勝は4回。直近の優勝は2023年の児島から3年も遠ざかっている。昨年11月芦屋を最後に優出できていないが、今節は6コースから2回も舟券に絡むなど粘り強い走りを見せている。久々の優出に向けて「優勝戦に乗る気持ちではいる。下関は悪いイメージはない。乗り心地はそれなりにくる。やることをやって準備していきます」と話した。準優の走りに注目したい。