〈とこなめ12R優勝戦検討〉
まず枠なり進入に落ち着きそう。中心はやはり予選首位通過から準優勝戦を制し、絶好枠を勝ち取った久田だ。ドリーム戦で大きくスタートで遅れるなど序盤は不安定な面もあったが、日を追うごとに軌道を修正。4日目は技を随所で発揮して連勝と、勢いに乗ってきた。もちろんインから挑むファイナル。足に対する評価こそ慎重だが、十分戦える気配が備わっている。最後も的確な仕掛けから、きっちり先まいに持ち込んで今年5回目の優勝を決める。
実力実績なら今垣だ。展開に応じた柔軟な走りでここまで5勝をマーク。積極性が光る競走スタイルだが、2コースなら強引な攻めには出ないか。冷静に差して久田に迫る。渡辺は行き足が軽快。カドからスタートが決まると一発は十分。渡辺が攻めて出ると野中にも展開が向く。沢田はスタートがカギ。思い切った調整を施して臨むケースがある永田だが、不利な位置をどれだけ克服できるか。
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◇優勝戦メンバー・コメント
1久田敏「それなりに乗れているので、優勝戦もこれで行くと思う。いつも通りのレースをして、しっかり先に回りたい」
2今垣光「みんな出ていますね。自分の足もまあまあだけど、3日目の方が良かった感じはある。リング交換も考えて行く」
3沢田昭「ここ2、3か月の中で一番いい。乗り心地が良く直線も悪くない。スタートもスローの方がいい。枠に応じて微調整」
4渡辺雄「手前の舟の向きが悪くてターンマークを外してしまった。それでも互角の勝負ができる足。スタート勘は合っている」
5野中一「もう少し伸びを求めないと、優勝戦では厳しい。ターンのスムーズさや乗り心地は良かった。森永選手の伸びがすごい」
6永田啓「回り過ぎていた。もう少しペラ調整したい。伸び型の調整にするかは、今のところ考えていない。状況次第では考える」