◆G1徳山クラウン争奪戦開設72周年記念競走(19日・ボートレース徳山・4日目)
当地SG戦覇者の西山貴浩(38)=福岡=が、最後の最後で意地を見せた。少し進入が乱れた4日目12Rは深めのイン戦になったものの、コンマ07のSを決めての速攻劇。1着条件まで追い込まれていた勝負駆けに成功し、準優へ18番目で滑り込んだ。3日目まではパワー劣勢。特に伸びは目に見えて下がるほどひどかったものの、キャリアボデー交換の大整備が正解。「伸びはともかく出足は良くなった。これなら十分戦える」と大幅にパワーアップした。準優は12Rの6号艇。進入は動きそうにないが、展開があれば突ける足にはなっている。