1日早い勝負駆けに挑む仲谷
1日早い勝負駆けに挑む仲谷

◆G1徳山クラウン争奪戦開設72周年記念競走(17日・ボートレース徳山・2日目)

 仲谷颯仁(31)=福岡=は、初日は5着、4着で出遅れた。2日目1Rはインで惜しくも2着。出足関係がイマイチで沢田尚也に差しを許した。「悪くないけどターンの部分で合ってないところがある」と舟足はやや弱そうだ。2日目を終えて得点率は4・67。3日目は1日早い勝負駆けとなりそうだ。

 デビュー後5期目でA1に昇格するなどスピード出世を果たし、初出走からわずか3年5か月でG1(九州地区選手権)覇者となった。一時伸び悩んでいた時期があったが、今年2月の九州地区選手権で7年ぶり通算2度目のG1優勝を飾るなど復調。8月に若松で開催されたメモリアルではSG初優出を果たした。

 今年は現在賞金ランキング26位に付けている。グランプリ(GP)のボーダーは18位。仲谷は今節優勝すれば、13位に浮上してGP初出場が決まる。GPに出られるかどうか大事な時期。一走一走目の前のレースに集中する。