ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第20戦・スカパー!JLC杯」は6日に開幕する。竹下大樹が初日DR1号艇で登場。悲願の地元Vに燃えるシリーズだ。そのDRには竹下の他に、2号艇から宮田龍馬、石本裕武、高井雄基、中村魁生、仲道大輔が出場予定。初のA1昇級を決めた鰐部太空海や地元の山田丈、宮脇遼太も加わり、優勝争いを繰り広げる。
得手不得手の分かれる特殊水面。その点、竹下には大きなアドバンテージがある。福岡はフレッシュルーキーとして腕を磨き、正月、ゴールデンウィーク開催など過去に3回優出。今年3月に予選トップの活躍もあったが、優勝には届かなかった。昨年2回の優勝を「まくり」で決めた決定力で主役の期待に応えたい。
気合満点で臨む地元勢。他では9月の当地一般戦で優出した山田や、勝率6点台をマークした宮脇にも期待が膨らむ。浦野海、上野俊樹の現A2コンビにA2昇級も目前の土井歩夢、今年2優出と結果の出始めた高山敬悟にも注目。現フレッシュルーキーの城間盛渚も激走を誓う。
遠征勢でただ一人当地優出歴のあるのが宮田。昨年12月の当地周年にも出場。今年もここまで6優出2Vとコンスタントに結果を残す。経験値に勝り、格上の走りを見せてくれそう。将来を嘱望される石本、水谷理人にも注目だ。石本は直前の徳山ルーキーシリーズで優勝。水谷は9月のからつ、10月のまるがめとルーキーシリーズ連続優出中だ。
鰐部は9月の鳴門初優勝以降も3優出と近況充実。9月の宮島ルーキーシリーズで優勝を飾った仲道もV候補の一人。A1選手としてDR選出の高井や、S力を生かしてA1復帰を決めている中村らも見せ場を作る。