大会連覇を逃したものの、道中では意地を見せた桐生
大会連覇を逃したものの、道中では意地を見せた桐生

◆SG第72回ボートレースダービー(26日・ボートレース津・最終日)

 大会連覇を狙った桐生順平(39)=埼玉=は3着に敗れた。

 「スタートがあれでは」とコンマ20で遅れを取ると、1M行き場がなく苦しい5番手での立ち上がり。それでも、道中では新田雄史、赤岩善生、渡辺浩司と周回ごとに次々とパス。「悪いレースではなかったと思う」と、昨年覇者の意地を見せた。

 今村豊(87年、88年)以来、史上2人目の大会連覇は逃したものの「道中で着を上げられたのでよかった」と悔いはなし。「末永選手が強かったです」と勝者をたたえた。

 これで賞金ランク5位にアップし、5年連続11回目のグランプリ出場をほぼ確定させ、後半3日目から登場する上位6人のトライアル2nd組へグッと近づいた。