ワースト級のエンジンを引いた新田
ワースト級のエンジンを引いた新田

◆SG第72回ボートレースダービー(20日・ボートレース津・前検日)

 新田雄史(40)=三重=が地元でただ一人のダービー出場だ。前回SGの若松メモリアルでは3年ぶりのSG優出。6月の桐生69周年では4年3か月ぶりにG1優勝を果たすなど、今年はここまで優勝8回のVラッシュ。選手になって20年。最も勢いに乗っている今、地元一人で強敵を迎え撃つ覚悟だったが、運命のエンジン抽選でそれは一転。手にした56号機はワースト級の代物で「鈍いし、いい感じはしない。回転も足りていない」と、それどころではない状況に。「ペラであした(初日)を乗り切りたい」。早急に底上げを図って初日の2走に臨む。