徳山の名人戦が終わってからずいぶんたちますが、これから旅打ちに行く方の参考になれば、ということで徳山グルメ情報です。
ここだけは絶対行かなければと思っていたのが「手打ちうどん・くうかい」です。讃岐出身の記者にとってうどんはソウルフード。出張に行けば、まず現地のうどん屋を調べるのがくせになっています。そこでヒットしたのが「くうかい」だったのです。
営業時間は午前１１時２０分から売り切れまで。日曜、祝日は休みです。となると突撃するチャンスは前検日しかありません。早めの新幹線に乗り、競艇場へ向かう前に店に駆け込んだのでした。お店は徳山駅の北口から徒歩５分ほどです。ネットで「徳山 くうかい」で検索すればすぐ分かると思います。
僕はこの営業時間をみただけで「ただものではない」と思いました。香川でうどんといえば、昼食として食べることが一番多いからです。昼飯だけで勝負できる店＝うまいという方程式がなりたつのです。
お店に入ってさらに歓喜しました。
このメニューです。あつあつ、ひやあつ、ひやひや。これは香川が誇る宮武ファミリーのキーワードではないですか。ちなみにひやひやは冷たいダシに冷たい麺、ひやあつは熱いダシにつめたい麺（いわゆるぬるめ）、あつあつは熱いダシに熱い麺の組み合わせです。
本当はひやあつが一番好きなのですが、麺の味をしっかり味わいたいという気持ちもあってかけうどんのひやひや特大を注文しました。
で、でかい！さすが３玉分です。写真ではわかづらいかもしれませんが・・・。大にしとけばよかったと後悔しつつ一口。う、うまい！細めの麺はなめらかで、しっかりコシもある。ダシは香川・観音寺の伊吹島産のイリコをたっぷり使用。ほんのり甘めで僕の一番好きなタイプ。ものもいわずに無我夢中で食べていると、あっという間にからっぽ。うーむ、徳山でこのレベルのうどんに出会うとは思っていませんでした。これなら香川でも上位級でしょう。 ほかではぶっかけなどもおすすめのようです。さすがに、２杯は無理だったので次のお楽しみにとっておきます。
