予選4勝の決定力が光る大原。準優も一発は十分
予選4勝の決定力が光る大原。準優も一発は十分

◆ルーキーシリーズ第21戦スカパー!・JLC杯(4日・ボートレース宮島・4日目)

 大原祥昌(27)=広島=が予選を連勝で締めくくった。1枠の4日目3Rを2M差しで切り抜けて1着になると、勢いづいて臨んだ9Rは「後半は展開です」と振り返ったが、3コースから全速勝負に出た塚越に対し、2コースの若林がその懐から握って応戦する非典型の流れではあった。それでも状況がつかめていたからこそ、4コースから冷静に差し切れたのだろう。

 前検一番時計で始まった今節。とはいえ3日目は道中で不利を受けての大敗もあり、順調な戦いぶりとはいえなかった。一方、1コース戦は3戦3勝。進入争いで転がり込んできたイン戦も取りこぼさず、予選ラストはセンター戦での今節初白星で準優3枠からの攻めはイメージできたか。

 「今節は3枠でまだ走っていないけど、練習のつもりで気負わずしっかりといきたい」と、沸き上がる闘志をあえて鎮めるかような口調だった。選手代表を務める今節はFが4日間で4人。その責任感をにじませつつも、戦う姿勢も当然ながら強調した。前期はA2級をキープしたが「事故で勢いを止めてしまい、情けない」と後悔もある。初A1を狙う今期の開幕節。まずは質のいい仕掛けから優出への扉を開ける。