地元で奮闘する村松栄太。オール2連対の好リズムだ
地元で奮闘する村松栄太。オール2連対の好リズムだ

◆ルーキーシリーズ第21戦スカパー!・JLC杯(2日、ボートレース宮島・2日目)

 村松栄太(30)=広島=の狙い済ましたスタート攻勢だった。2日目6R、ピット離れで飛び出した3号艇・水谷と、2号艇・藤森の枠番とコースが入れ替わったこともプラスには働いた。ただし、スロー3艇のスリット隊形がへこんだだけではなく、自身は4カドからコンマ09の地元選手ならではの踏み込み。「水面に慣れているのと、地元だからかな。成績ほど足は良くないです」と調整途上の足を強調しながらも、結果は見事なまくり一撃だった。

 初出走は2020年11月の宮島。丸6年が経過しようとしている。出場選手で30歳は、成貞琳平と沼田大都と自身の3人。愛知支部の30歳コンビとは異なる今節にかける特別の思いがある。「宮島のルーキーは最後の年なんで、ちょっとでも恩返しができたらと思っています」と自然と気合が入る。

 レース後はすぐにプロペラ調整室に入ってハンマーを振り下ろした。「ペラの形は3走とも違うんですけど、どれもしっくりときていないです。でも、ペラの“やりしろ”はあるんで、もう少し良くなると思う」とパワー上積みへの手応えは十分。3日目は1枠を含む勝負の2走。快走が続けば地元でデビュー初Vの夢も膨らむ。