ボートレース宮島の「ルーキーシリーズ第21戦スカパー!・JLC杯」は1日から6日まで開催される。F、Lが一掃される新期最初のルーキーシリーズ(RS)。前期からハイレベルな活躍が続く水谷理人、飛躍ぶりが際立つ竹下大樹らが優勝候補となるヤングバトルを展望する。
* * * * * * *
水谷の前期最終戦はからつの周年記念だった。予選敗退に終わったとはいえ、今節のメンバーなら力上位は明らか。前期のRSは5戦で優勝こそ1回にとどまるが、9月のびわこ、10月の徳山はいずれも予選道中で減点10のハンデを背負いながら、それぞれ準優ベスト18入りを果たした。宮島は今年4月の一般戦で優勝戦3着。調整面でも一日の長がありそうだ。
竹下は9月のヤングダービーで優勝戦4着。目下の充実ぶりを証明した。前期のRSでも安定した走りを披露。9月のびわこでの10戦9勝Vを含め、優出は3回を数える。今月中旬の鳴門第19戦は2日目の転覆が響いて予選落ちしたが、しっかり軌道修正を図って技量を発揮する。
腕を上げているのが中だ。ヤングダービーでは、竹下を上回る優勝戦3着。2場所前の多摩川一般戦の優勝戦では、SGダービー出場中の中辻崇人らを相手に逃げ、7月の地元ウエスタンヤングに続く今年2度目の優勝を果たした。現状の勢いでは、水谷や竹下を上回る印象さえある。
潜在能力は抜群の中山。いわゆる隠れF2で2本目のF休みの未消化が割り引き材料になるが、G1初出場の昨年のヤングダービーでいきなり優出して頭角を現した精鋭だ。前場所の津バトルトーナメントのファイナルでは、F2ながら峰竜太に先着する2着と底力も示した。徳山第19戦でオール3連対優出(6着)を果たした三馬にも注目。地元なら念願のデビュー初Vも射程圏だ。(上村 尚也)