徳山初優勝を飾り笑顔を見せる井本
徳山初優勝を飾り笑顔を見せる井本

◆スカパー!・JLC杯徳山ルーキーシリーズ第18戦(7日・ボートレース徳山・最終日)

 ボートレース徳山の「ルーキーシリーズ第18戦 スカパー・JLC杯」の優勝戦は最終日の7日、第12Rで争われ、1号艇の井本昌也(29)=山口・120期=がインから押し切り、今年2回目の優勝を飾った。通算5回目で徳山では初V。2着は広瀬凜、3着には競り合いを制した加藤優弥が入った。

 地元水面で勝ち切ることに意味があった。コンマ01のトップSからイン速攻。これまで下関では優勝があるものの当地では初めて。「ずっと勝ちたいと思っていたのでホッとしています」と、笑顔が広がった。

 風は井本に吹いていた。予選は3位通過だったが、準優では唯一の逃げ切り。優勝戦の絶好枠が転がり込んだ。「いい感じでプレッシャーを感じていた」。気合でスリットを制して、1Mを先まいすると、あとは後続を突き放すばかりだった。

 9月当地G1「ダイヤモンドカップ」は3号艇で準優に乗った。「自信になりました。白井さんの優勝を見て勉強になった」。白井英治が支部長に就任後初めて走った地元G1で、期待を背負いながら、きっちりと勝ち切ってみせた背中から学んだものは大きかった。

 今節は、G1の際に白井ら支部の先輩たちからそうしてもらったように、ピット内で後輩の庄島や瀬川に身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを送る姿が何度も見られた。

 有望な若手が続々と育ってきている山口支部。「先輩たちに追いつけるように記念で活躍できる選手になりたい」。先輩から受け継いだものを後輩たちへ。今度は自らの「背中」で伝えていく。(加藤 博之)