減点を乗り越えファイナルにたどり着いた佐々木。目指すはGⅠ初Vだ
減点を乗り越えファイナルにたどり着いた佐々木。目指すはGⅠ初Vだ

◆児島キングカップ開設74周年記念競走(2日・ボートレース児島・5日目)

 佐々木完太(30)=山口=(12R優勝戦に出走)

 

 「まさか、こんなこともあるんだ」。本人も驚きの優出だ。準優10Rは6コースから最内へ。インの黒野が逃げ、差した栗城との内枠2艇で決着かと思われたが、栗城のターンが大きく流れた2Mを手堅く小回りし、逆転で2着を奪取した。「2番(栗城)は見えていなかった。しっかり回ることだけ考えていました。でも、昨日(4日目)より(回転が)回っていたぶん、調整は完璧でした」と、興奮気味にレースを振り返った。

 3度目のG1優出。今節の道のりは困難だった。予選最終日、前半5Rで2着に入るも不良航法で痛恨の減点10。気持ちが折れかけたが、後半11Rは3コースから気合のまくり差しで勝利し、17位に滑り込んだ。そして準優の逆転劇。照れながら「ラッキーボーイです」と謙遜するが、実力でつかみ取った優勝戦進出だ。

 ファイナルは6号艇。舟足は「出てますね。伸びも負けないくらいはあるし全部がいい」と胸を張る出来栄えだ。再び大外から、サプライズを巻き起こす。