優勝杯を手に笑顔の古結宏
優勝杯を手に笑顔の古結宏

◆第25回報知ローズカップ争奪戦(11日・ボートレース尼崎・最終日)

 ボートレース尼崎の「第25回報知ローズカップ争奪戦」は11日、最終日の第12Rで優勝戦が行われた。1号艇の古結宏(48)=兵庫=がイン逃げで快勝。5月のまるがめ以来の今年2回目、尼崎は7回目、通算では40回目の優勝を飾った。2着は大神康司、3着は山田哲也が入った。

 * * * * * * *

 地元・尼崎で、古結が堂々の逃げ切りを披露した。スタート展示同様に大神が2コースへと入り、石井が3カドに引くスロー2艇、ダッシュ4艇の隊形。古結は「スタートは全速で行きました」とコンマ15のショットで1Mを先行すると、力強いターンからバックで他艇を突き放し、一人旅でゴールを迎えた。「先に回れれば優勝があるかなって思っていた。先に回れて良かったです」。7度目とはいえ、22年12月を最後に遠ざかっていた地元での美酒に酔った。

 今節は調整のもくろみが、見事に的中した一節だった。「前節ここで走った(地元後輩の)角山君に『お盆レースよりは回転が上がるんじゃないかな』と情報をもらってました。なので、2節前のオール兵庫で走った経験則から計算を立てて、ここらへんから始めようってところからプロペラ調整をして優勝で終われた。計算通りだったと思います」。節間9戦6勝。狙い通りの優勝に感無量の表情を見せた。

 今後はからつ、津、戸田、芦屋と一般戦のあっせんが続く。「一走一走、集中して走るので応援よろしくお願いします」。地元で久々につかんだ栄冠を奮起材料に、さらにまい進することをファンに向けて約束した。(早野 智之)