上野真之介(右)から祝福される優勝した定松勇樹(カメラ・朝田 秀司)
上野真之介(右)から祝福される優勝した定松勇樹(カメラ・朝田 秀司)

◆SG第31回オーシャンカップ(2日・ボートレースびわこ・最終日)

 優勝戦は第12Rで行われた。1号艇の定松勇樹(25)=佐賀=がイン速攻で優勝。2024年5月の多摩川オールスター以来となる2度目のSG制覇を果たし、V賞金3700万円を獲得、賞金ランクトップに浮上した。定松の師匠の峰竜太が2着で、3着には仲谷颯仁が入った。

◇コンマ08トップS「100点」

 師匠に成長した姿を見せた。定松が2年ぶりにSGを制した。優勝戦はインからコンマ08のトップスタートを決め、一気に押し切った。「F持ちなので、自分の中ではスタートが一番の勝負どころと思っていた。このスタートが行けたので100点だと思います」と満点をつけた。

 今節は初日から冷静だった。引き当てたエンジンは複勝率33%(前検時)。「ゾーンが狭くて、すごく難しいエンジンだったけど、そういう調整も師匠と意見交換して合わせることができた」。初日に素早く整備を行い、底上げしてドリーム戦をカドまくりで制し、勢いに乗った。

 「メンタルは相当強くなったと思います」と言うように、精神的にも成長した。5月の浜名湖オールスター優勝戦は2番手を走っていたが、接触事故があり6着。ケガのため6月の宮島72周年記念を欠場した。その次のとこなめ73周年で復帰したが2日目にフライング。「オールスターで悔しい思いをして、焦って余裕がない自分がいた。でも、そこから立て直せたのが良かった」と振り返った。

 「竜太さんから『サダ、お前本当に強くなったな』と言ってもらえたのはうれしかったです」。今回の優勝で艇界のスーパースターからも認められる存在となった。

 今年の獲得賞金は1億990万円を超え、峰を抜いてトップに立った。2年ぶり2度目のグランプリ出場も確実にした。「竜太さんと賞金ランク1位、2位でグランプリに行きたい」。2年前のグランプリはトライアル2ndで敗退したが、今年は師弟コンビで大暴れするつもりだ。