8年ぶりに地元Vを果たした中谷朋子
8年ぶりに地元Vを果たした中谷朋子

 ボートレース尼崎のG3「オールレディース競走 あまがさきピンクルカップ」の優勝戦は最終日の18日、第12Rで行われた。1号艇の中谷朋子(49)=兵庫=がイン速攻を決めて8年ぶり4回目の地元Vを飾った。2着は浜田亜理沙、3着には魚谷香織が入った。なお、デビュー初優出で5着だった三嶌さららに特別敢闘賞が贈られた。

 改めて兵庫女子エースの力と健在ぶりを見せつけた。予選をトップ通過した中谷が王道路線を貫いて4回目の地元V。24年5月の若松オールレディース以来、通算28回目の優勝をホームの尼崎で決めた。

 「来るからにはいい結果を残したいと思っていたけど、正直、自信はなかった」。実に4年4か月ぶりの地元戦だった。「膝の手術をしたり、体調があまり良くないので。ここに限らず、どこを走っても、(欠場が多く)久しぶりになるんですよ」。選手生活30年のベテランは、自身の体調と向き合いながら歯を食いしばって奮闘している。今節も常に「痛い…」と腰をさすりながら、歩くのもやっとの状態だった。それでも、しっかりと選手代表を務め、レースでは、そんな不安をみじんも感じさせなかった。

 勝利が何よりの良薬だ。それが地元優勝なら格別だろう。「エンジンがいい反応をしてくれてよかった。スタートは“行ってまえ!”と思って。2番(三嶌さらら)が攻めて来た? 全然、気にならなかったです」。この優勝で来年8月のプレミアムG1レディースチャンピオン(とこなめ)の出場権を手にした。熱いファンの声援を受け、『金色のジャンヌ・ダルク』は力の限り走り続ける。