快活な飛田が飛躍を誓った
快活な飛田が飛躍を誓った

◆推しメン新鮮力 

 強豪ひしめく埼玉支部で、存在感を示しているのが飛田江己。ルーキーシリーズでは常に優勝争いをリードし、記念戦線でも準優には確実に顔を出してくる。8日には三国ルーキーSを5カドまくりで制し、今年2度目、通算9度目の優勝を飾ったばかり。2025年、26年と連続でトップルーキーに選出されたホープで、師匠の有賀達也も「あの子は勝手に伸びていく」と太鼓判を押す有望株だ。スケールの大きい埼玉ヤングの野望と、そのプライベートにも迫った。

 ―4月23日に大村ルーキーSで今年初優勝。近況はいかがですか

 「グレードレースでなかなか結果が出せていない。グレードレースでもっと結果を出さないといけない。そのために、今はペラを勉強しているところです。今までも自分なりにペラはやっていたけど、もっと引き出しを増やさないとダメだと思って、今取り組んでいます」

 ―取り組みや勉強の内容について、詳しく教えてください。特にアドバイスをもらうレーサーはいますか

 「やっぱり、師匠の有賀さんですね。それと、兄弟子の砂長(知輝)さん。この2人にはよく教わっています。みんなで切磋琢磨しています。グループの雰囲気もすごく良くて、ありがたいです」

 ―その砂長選手が蒲郡クラシックでSG初出場。クラシックは見ていましたか

 「もちろんです! ずっと注目して見ていました。節間ずっと、砂長さんが一体どんな走りをするのか楽しみに見ていました」

 ―先輩の奮闘は刺激になりますね。SGは飛田選手の今後の大きな目標でもありますね

 「一番大きな目標を言うなら、グランプリ(GP)を将来優勝することです。今は全然、まだまだですが、GPがボートレースで一番大きな大会。その年の総決算なので、いつか優勝したい。毎年、トライアルからGPは全部見ています。どんな雰囲気なんですかね。どれだけ圧を感じるのか、どんなプレッシャーがあるのか…。いつか走ってみたいです」

 ―今一番の、目の前の目標は何でしょうか

 「まずはSGに出ることですね。自力のSGです。オールスターは、僕はまだまだでしょうから。今の自分から見て、一番身近なのはクラシックだと思います。トップルーキーに選んでいただいて、G1、G2にあっせんしていただけることもたくさんあるので、そこで勝ちたい。G1でもG2でも、一発優勝したら行けるのがクラシック。昨年はダービー勝率で勝負駆けまで行けたんですけど、その最中でフライングしてしまって結局出られなくて…。今年はダービー勝率はちょっと難しそうなので、今はクラシックを目指して頑張りたいですね」

 ―普段、レース以外で体幹のトレーニングなどは力を入れている方ですか

 「特に普段はトレーニングとかはしていないです。レース場に入る前には、いつもお世話になっているストレッチのお店にいっています。けど、普段はそのぐらいですね。特に、特別なことはしていません」

 ―休みの日のリフレッシュ方法があれば教えてください

 「休みは普通にゲームしたりとか、それ以外は飲みに行くことが多いです。先輩、後輩とみんなで飲みに行くことが多いですね。自分は結構お酒は飲める方なので」

 ―お酒が好きなんですね。特に好きなお酒は何ですか

 「ボートレーサー的に言うなら、ハイボールが好きです。あれは糖質がないので(笑)。ただ、ハイボール以外も全然飲みますよ。最近は日本酒を飲みました。お寿司が大好きで、お寿司を食べながら日本酒を飲んだらよく合いましたね。最近25歳になって、大人になったのかもしれません。ワインも最近飲んだらすごくおいしかったんですよ。今まではクセがあるというか、あまりワインは飲まなかったんですけど、お肉と一緒に食べたらめちゃくちゃおいしかった。ハマリそうです」

 ―173センチとレーサーとしては長身ですが、体重管理ではどのように工夫されていますか

 「プライベートではけっこう好きなものを食べています。レース場に入ると、朝体重計に乗って、重かったら朝ご飯を減らすぐらいで調整しています」

 ―いつも応援してくださるファンの方へ、最後にメッセージをお願いします

 「技量をもっと上げていって、実力をつけられるように頑張ります。3着以内に入ること、舟券に貢献することが本当に一番大事なことだと思っています。いつも自分を買ってくださる方々のために頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」

 ◆飛田 江己(とびた・こうき)2001年5月10日生まれの25歳。東京都出身。埼玉支部128期生として21年5月に戸田でデビュー。22年12月に江戸川で初優出、初優勝。趣味はゲーム、オートレース観戦。「川口オートに初めて見に行ってから、ずっとオートは見ています。最初は、同期の大久保(佑香)、村上(宗太郎)と一緒に見に行きました。一目見て、迫力がすごかったです。『おおっ!』と思って好きになりました」