コラム「ボートいろいろ」
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 16日に閉幕した、江戸川恒例のG2MB大賞“634杯”。優勝は大阪支部の小池修平だった。V戦2着は井上一輝。3着は湯川浩司と、大阪勢が上位を独占した。猛者がそろう大阪支部の強さが目立ったが、その裏で波に乗れなかったのは地元・東京支部だ。

 大将格の佐藤隆太郎は初日が3、1枠と稼ぎどころだったが初日7R以降が強風高波浪で中止。予選の3、1枠が消滅し、2、4、5、6枠の4走となったことも逆風になって予選突破を逃してしまった。地元の優出者はなんとゼロ人。この結果は寂しい限りだ。

 昨年は佐藤が若松クラシック、まるがめオールスターでSG連覇。石渡鉄兵が4月に福岡G1・72周年記念を制し、東京支部に流れが向きかけたものの、今年はまだG2以上での優勝はなしと勢いは上がってこない。

 東都のエース、浜野谷憲吾も今年11月で53歳。何度もポスト浜野谷になるのではないか、と思わせてくれる選手が出てきたが、真のニュースターは現れていない。2026年5月現在、5000番台のA1級レーサーはなんとゼロ。東京ヤングの奮起は必要不可欠だ。

 東京には3場もレース場があり、SGメモリアルには6枠を保有する。同じく6枠の福岡支部は、毎年メモリアル争いがし烈だ。大阪支部、佐賀支部は2枠だが、メモリアルに出られるレベルの選手は10人以上在籍している。「東京は6枠あるけど、強い選手が多くてあぶれる選手も出てくるね」と、言える日が来ることを心待ちにしている。(三池 和輝)