◆ルーキーシリーズ第10戦スカパー!JLC杯争奪(14日・ボートレース下関・2日目)
庄島 潤成(22)=山口(1、9Rに出走)
後輩に格好いい姿を見せる。下関商業野球部出身のデビュー4期目。今開催前に母校で、ボートレーサーという職業を伝える授業に出席した。目指した理由や実際の生活、選手になって良かったこと…。進路を考える高校生にプロの現実を話した。
選手を目指したのは悔しさを晴らすためだという。「体が小さいことでこれ以上(野球で)進むのは無理だと感じた。戦えない悔しさがありました」。その時見つけたのがボートレーサー。体の小ささが生きる職業だ。「こっちの世界なら戦える」。そんな思いを抱き、身長162センチの小さな体に闘志を燃やす。
デビュー後は苦労の連続だが、少しずつ光も見えてきた。2月に待望の初勝利。勝率は1点近くアップし、来期は1点以上の上昇を狙う。先輩との会話でも、この職業の喜びを感じることが増えた。「レースを仕事にしているってメッチャ格好いいことだと言われて、確かにそうだなって。まだ悔しいことが多いけど、もっと楽しくなるために、もっと強くなりたいと思いました」
授業後には興味を持つ生徒と個別に面談した。その直後の地元戦。「変なレースはできない」と、当然、気持ちも入る。「まずは外からしっかり着を取れるように。まだ展開をつくるレースができていないので、S力を身につけたい」。明確な目標を持ち、まっすぐ突き進む。