G114度目の優勝を飾り、ボートレース振興会会長賞メダル入り表彰盾を持つ白井
G114度目の優勝を飾り、ボートレース振興会会長賞メダル入り表彰盾を持つ白井

 ◆G1開設70周年記念 赤城雷神杯(17日・ボートレース桐生・最終日)

 ボートレース桐生の「開設70周年記念 G1赤城雷神杯」優勝戦は最終日の17日、第12Rで行われた。1号艇の白井英治(49)=山口・80期=がイン逃げで勝利。G1は2022年9月の徳山69周年以来で14度目、通算123度目、桐生では2度目の優勝となった。来年3月のからつSGクラシック出場権と優勝賞金1200万円を獲得した。二番差しの土屋智則が2着、藤原碧生は2Mで井上忠政を差して3着に入った。

 白井が3年7か月ぶりのG1優勝を飾った。優勝戦はスタート展示、本番ともに枠なり3対3の並びとなり、インからコンマ05のトップスタートを切った白井は余裕で先まい。「条件が良くて逃げやすい水面だったから逆にプレッシャーがかかったけど、完璧でしたね。エンジンはやっぱり良かった。スタートはほぼ全速で入りましたし、自信を持って回れた。最後まで足は良かった」。バックで後続を振り切ると、悠々と先頭でゴールした。

 前検日に引いた59号機は2連対率32・2%だったが、数字以上のパワーがある好モーター。早いうちに舟足のバランスの良さを感じ取り、当初あった乗り味の違和感も「ボートに乗っていればだんだんと慣れてくるから」と自ら機艇セットに寄り添って対処した。調整は最小限。ピットでは足を止めて他選手と談笑する姿がしばしば見られ、終始リラックスしていた。予選を3位で通過すると、準優9Rはイン逃げで1着となり、「今節はエンジンに助けられているし、久しぶりに楽しめている。最近は(G1で)優出できていたけど、優勝を狙えそうな足ではなかった。今回は優勝を狙える足だと思う」。その後、予選2位の馬場貴也、同1位の石野貴之が準優で次々に敗退し、ファイナルの1号艇が決定。最後も勝機をつかんで離さなかった。

 G1制覇は2022年9月の徳山69周年以来で14度目、桐生では初。優勝そのものは昨夏の若松SGメモリアル以来で、今年初優勝となった。優勝賞金1200万円が加算され、今年の獲得賞金は4091万3000円でランキング5位に浮上。2年連続グランプリ出場に前進した。「賞金は、まだSGあまりやってないし。ここから1走1走、積み重ねたい」。次走の宮島PG1マスターズチャンピオンを「盛り上げたい。宮島は地元みたいなものなので」と話し、爽やかな笑顔で桐生を後にした。