◆G1尼崎市制110周年記念 尼崎センプルカップ開設73周年記念(18日、ボートレース尼崎・5日目)
山口 剛(43)=広島=は準優10Rでインからコンマ10と的確に仕掛け、同じ広島支部の大上の2コース差しを許さず、悠々と押し切った。2月の若松周年(4着)、今月初めの児島周年(2着)に続き、3節連続のG1連続の優出だ。1月の当所PG1・BBCトーナメントでは、2日目の準々決勝で3着を取りながら、不良航法のため賞典除外。その雪辱も果たした。
今節は序盤から好脚勢だったが、2日目のギアケース交換でパワーダウン。そこからペラ調整で再浮上した。「昨日(4日目)の延長線上でペラをやって、ロスがなくなりましたね。行き足は大上選手の方が良さそうだけど、直線で伸びられることはないし、いいところにいます」と、ほぼ納得の足感触だ。
正月戦の宮島でFを切ったため、準優ではスタートに慎重を期した。「(優勝戦も)コンマ15をフルダッシュで行きたい」と質のいいSに集中する構え。「(今節を含め)ここ3節、自分の思った感性通りの調整で、全部正解を出している」というペラ調整でさらにパワーアップを図り、尼崎G1初制覇を目指す。(吉井 豊)