優勝メダル盾を手に笑顔の上條
優勝メダル盾を手に笑顔の上條

◆G1開設73周年記念 海の王者決定戦(13日・ボートレース大村・最終日)

 ボートレース大村のG1「海の王者決定戦・開設73周年記念」優勝戦は最終日の13日、第12Rで行われ、1号艇の上條暢嵩(32)=大阪=が逃げて通算6度目のG1優勝を飾った。2着は定松勇樹、3着には新田雄史が入って、3連単134は940円の4番人気だった。また、6日間の売り上げは108億1564万3300円。目標の110億円には届かなかった。

 チャンスは逃さなかった。予選は2位だったものの、準優で予選トップだった新田が2着となり優勝戦1号艇が回ってきた。最終日も前日に続いて風が強く、全レースで安定板を使用。周回短縮になるほどの気を使う水面コンディションだった。それでもインからコンマ13のトップSを決めて逃げ快勝。「エンジンが助けてくれたと思います。大村周年初優勝は素直にうれしいです」。昨年9月のびわこに続いて、通算6度目のG1Vを飾った。

 今年は開幕戦の住之江オール大阪で優勝。豪華メンバーが集結した前走地の下関G3を制した勢いを継続させ、2連続優勝を飾った。優勝賞金1200万円をゲット。獲得賞金は3117万9000円となり、賞金ランクは3位に浮上した。「(ここまで)出来すぎですね」と目を細めた。

 昨年は2年連続3回目のGP出場を果たした。黄金のヘルメットはお預けとなったとはいえ、初めてファイナルまで勝ち進んだ。今年はSG優先出場権が与えられ、次節の蒲郡クラシックにも出場を予定している。「SGでもしっかり結果を出せるように頑張ります」と力強く宣言した。

 大村は22年のクラシックでSG初優出。そして今回のG1で当地初優勝となった。2026年のGPは、ここ大村が舞台だ。『浪速のプリンス』が年末へ向けて、このまま全速で突き進む。