◆ミッドナイトボートレース下関11th 日本財団会長杯(13日・ボートレース下関・前検日)
選手の誰もが夢見るSGでの優勝。その夢を下関でかなえたのが河合佑樹(38)=静岡=だ。2024年11月の「チャレンジカップ」。河合は1号艇が回ってこなかったにも関わらず予選を首位でクリア。準優、優勝戦で逃げて優勝を果たした。予選2位の坪井康晴も同じく予選で1号艇が回ってこなかった。河合と坪井は得点率首位タイで並び、着順も同じだった。明暗を分けたのは上がりタイム。タイム差で勝った河合がシリーズリーダーとなり、SG初優出Vを成し遂げ、その年のグランプリにも出場した。
河合のホームプールは浜名湖。レース場の雰囲気は下関とどこか似ており、エンジンの回転もともに「回らないレース場」ということも同じだ。山口支部の選手は浜名湖で好走する。逆に静岡支部の選手は下関で好走することが少なくない。
あれから2年。なぜか下関を走る機会がなかったが、ようやくあっせんが入った。「こんなところだったんだなという感じです」と感慨深げに話していた。
ドリーム戦の1号艇には選ばれなかったが、4号艇でも注目を集めるのは間違いない。14日は39歳の誕生日。バースデー勝利をゲットしたいところだ。
前検で手にしたのは至って普通の16号機。前検は水面状況悪化のためスタート練習とタイム計測が行われなかった。舟足についてはっきりしたことはまだ分からない。「これが終わってF休みなのでスタートは慎重に。グラチャンのあっせんが入るまでは我慢ですね」とスタートは無理できない状況のようだが、SG優勝した下関でファンの期待に応える。