◆ルーキーシリーズ第4戦 スカパー!・JLC杯 オール進入固定(27日・ボートレース大村・2日目)
ボート界は元高校球児が非常に多い。藤森陸斗(27)=福岡=は甲子園出場こそかなわなかったものの、中学まで福岡でも屈指の強豪チーム「飯塚ボーイズ」に所属して1番ショートで活躍。全国複数の強豪高校からスカウトの声がかかるほどで、「ボートより野球の方が得意かも」と笑う。
大学にもスカウトされて進学したが、ボートファンだった父に以前から勧められていたこの世界に飛び込んだ。当時65キロあった体重を10キロ以上も減量し、試験は2回目で合格。野球で鍛えた筋肉を落とすのはなかなか大変で、今でも体重管理に気を使う日々だという。
まだB1級だった2024年12月、蒲郡で初優勝。昨年5月の芦屋GW戦でも優勝戦1号艇を獲得したこともあり、「流れに乗れればやれるタイプ」と自己分析。「エンジンが出ていない時にしのげられるようになれば、もっと勝率も上がると思う」と今後の課題もはっきりしている。
今節の直前、若松周年に5日目から追加参戦。わずか3走、2、6、6着という成績でもらった賞金が50万円を超えていて、「G1はすごい。やっぱり上で走らないとダメと思い知らされました」と賞金の格差に驚くとともに発奮材料もできた。
ここまで2、2、5着の準優ペース。2連対率が22・8%(前検時)しかない低調機だが、「出足は甘いけど伸びは下がらない」と機歴以上の足を引き出している。