◆RS第4戦 スカパー!・JLC杯 オール進入固定(25日・ボートレース大村・前検日)
136期の養成所チャンプ・小柳勝希(20)=佐賀=。勝率は1位ではなかったが、決定戦では1周2Mで先行していた2人の競り合いを見事に突いた。表彰台では涙を流すシーンもあった。
佐賀支部で養成所チャンプと言えば、今をときめく末永和也、定松勇樹、常住蓮の3人が思い浮かぶ。すでに末永と定松はSG覇者であり、常住も昨年は7回の優勝を飾って3月の蒲郡クラシックでSGデビューを果たす。
あまりにも偉大すぎる先輩たちが多く、「チャンプという肩書にはプレッシャーがありました」と苦悩もあった。しかし、1月14日の児島で初勝利を飾り、「水神祭ができて安心感を得ました」と、余計なプレッシャーからは解放されつつある。
師匠は高校の先輩でもある末永。その末永の代名詞は誰よりもボートを浮かせる時間が長いウィリーターンだが、「自分も練習はしたけど危ないシーンもあって、今はボートを安定させることを優先しています」と、今は基礎固めの真っただ中。偉大な師匠に指導されたからといって、すぐ上達するほどこの世界は甘くない。しかし、抜群の環境に恵まれているのは間違いなく、いずれは頭角を現すに違いない。
今節はエンジン抽選運には恵まれていないが、「下がることはなかった」と最低限の気配はある。初参戦のルーキーシリーズでインパクトを残したい。(井上 誠之)