今年最初のG2レースが16日に開幕する。伝統の一戦にA1級、A2級26人ずつの52人が出場する。2連対率トップの65号機を奈須啓太が、2節連続優勝の上昇機を妹尾忠幸が手にした。前検一番時計は上田龍星と青木蓮の6秒53だった。12Rドリーム戦は1号艇の中島孝平を信頼する。
中島S決める
【12R】中島が手にした41号機では前節の正月レースで、今節も出場している青木玄太が好走した。前検気配も悪くなく、インからしっかりと仕掛けて押し切りを狙う。
太田の34号機は2連対率が44%台と高く、その機力を引き出してセンターから攻めていく。大峯は太田の攻めに乗って展開を突く。笠原はスタート練習で同じ班だった中島には見劣りしたが、前検タイムはいい方だった。2コースから差して食い下がる。第67回大会覇者の藤原や、地元の沢田は外枠でも侮れない。
1中島孝「特訓で直線は悪くなかった。スローは何とも言えない。違和感はありますね」
2笠原亮「(スタート特訓に)行ってみていい感じがしない。調整は何もしないと思う」
3太田和「出足、乗り心地に違和感があった。元々いいエンジンみたいだから調整する」
4大峯豊「ペラは見ていない。悪くない感じ。機勝率は悪いけど、そんな感じはしなかった」
5藤原啓「伸びに寄せてペラ調整。思ったより回転が出たし、班でも自分が少し良かった」
6沢田尚「特訓で出ていく感じはなかったけど、(自分の)前節より力強さがありました」
水面相性抜群 藤原啓史朗
低勝率機とは思えないパワフルな動きだ。「中間整備でいい方向に行っていると思う」とキッパリ。9日に行われた中間整備は18号機のほか、23&56号機の3基に施されたが、2023年の第67回大会の完全優勝に象徴されるように、水面相性抜群の男にやはり幸運が転がり込んだようだ。「スタートで鳴くこともなかったし特に問題ない」と、昨年9月の大村でのV経験からバイオ燃料への対応にも自信がある。12Rびわこドリームはアウトでも好勝負に持ち込みそうだ。
今日の注目株 豊田 健士郎(29)三重(3、7Rに出走)
湖国は、地元から近く走り慣れている上、良績も残す。前検7班のスタート練習でも、しっかりと自らの艇をスリットラインに届かせていた。前検計測タイムも6秒56と上出来。「悪くない。少し手前に寄っているので、ペラをしっかりとやりたい」と、早くも調整の方向が定まった。
前回のびわこ戦は昨年10月でG3優勝。一昨年のG3イースタンヤングは、優勝戦を含む6勝オール3連対で制しており、当地はまさにドル箱だ。手にしたエンジンは71号機。「前回に来た時、これが出ていたのを見ている。前節は若い人が乗っていたので、自分の形にペラをしっかりと叩けば出そうな感じがします」と言い切った。その10月のG3戦では国崎良春が三拍子そろった快速仕立てで準優3着、最終日の選抜戦は1着だった。豊田が手応えを隠さないのは当然だろう。
昨年のSG出場は一昨年に続き、クラシックとグランプリシリーズ。もっと大舞台の場数を踏むべきスキルは十分に備わっている。G2なら圧倒的な走りを見せても、何ら不思議はない実力者の走りに注目だ。(上村 尚也)
上村尚也 1万円作戦 舟券スキッパー
実績機とコンビを組む西村は、同班の是沢の機力に一目置きつつ「下がることはないけど操縦性が重くて向きがちょっと悪い」と、自らも調整途上を強調した。とはいえ、10月の当地戦では実績的に中堅の域を出ないモーターを仕上げて優勝。その直後、そのエンジンで前田将太が優勝した。卓越した調整手腕を持つだけに初日から狙える。
【1R】は3←→1―25を各1000円。後半【7R】は5←→1―234、5←→4―123を各500円。
正永岳宏 1万円作戦 3手の読み
大阪に転勤になって2年目、昨年度の第68回大会は24年10月に行われたので、当大会は“初参戦”だ。
【5R】9人出場している地元勢は、全員が正月の「新春滋賀県知事杯争奪戦」からの連続出場になる。優出した木村がカドから首位争いに加わる。412、421、142、241を1000円ずつ。
【11R】その木村の優出機を手にした秦が好枠を生かして逃げ切る。1から236の2、3着を1000円ずつ。
お宝エンジン見~つけた
34号機は前回、妨害失格後も出足、伸びともに強力だった。前回優出の13号機は前々回の節イチ。57&58号機と同様、特徴はターン回りの力強さだ。63号機は行き足がよくスリット争いに強い。60号機は乗り手の意図取りに特徴が付けられる万能型。前回はバランス型だったが、使用2、3回前はいずれもチルト3度で実際に伸びは強力だった。65号機はNO1の複勝率通り、乗り手を選ばない。一方、連続Vの15号機は乗り手を選ぶものの、前々回の浅見昌克を含め回り足系が“えぐい”。
ピット明暗
秦英悟(4、11R)「普通な感じ。前節の最後にリング4本が入っているのが気になる」
岩瀬裕(5、11R)「乗る前にペラは叩いた。起こしは普通で班の比較も同じくらい。バランス良く仕上げたい」
石渡鉄(6、11R)「ペラは何となく叩いて行きました。特訓では変わりはなかった。起こしには違和感がある」
船岡洋(7、11R)「是沢君に行かれたから、よくはないね」
青木蓮(3、11R)「もらったままで行きました。普通。班では変わりなかったです」
木村仁(5、10R)「前回とは気温が違うのかな。まいすぎていました。それでトルクを感じることができませんでした。ペラをします」
和田兼(2、10R)「バイオ燃料が初めてなんで、よく分からないですね。ペラは強かったです。スタートは分からなかったです」
萩原秀(4、10R)「ダメ。全部が良くない。調整の引き出しもないしこのまま行きます」
上田龍(6、10R)「周りと変わりなかったです。起こしで鳴いていました。新燃料は初めてなんで分かりません」
坪井康(3、9R)「少し重いけど、班の比較では悪くない感じ」
田村隆(1、9R)「ペラがすごい形をしているんですよ。自分の形にペラは叩きます」
前田篤(4、9R)「特訓の感じでは下がることはなかった」
宮之原(5、9R)「班の比較は変わらない感じ。ペラは叩いて特訓に行きましたが合っていなくて何とも言えない」
青木玄(2、7R)「自分の前節が良かったから良いと言えない」