好走を続けて成績をまとめた佐野。準優の攻めに注目
好走を続けて成績をまとめた佐野。準優の攻めに注目

◆スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第1戦(15日・ボートレース鳴門・5日目)

 予選最終日、佐野優都(19)=徳島=が前半5Rを4コースのカドからまくって一気に先行して今節の初勝利を手に入れた。5コースの後半10Rはまくり差しで好位置に抜け出して2着をキープした。勝負駆けの戦いでしっかり得点率をアップさせ優出を果たした。連日の調整で機力もジワジワと上げてきてレース足はハイレベル。「特訓から前田(翔)さんが伸びていたので、展開を突くことしか考えていなかった。出口の乗りやすさが良くてレースがしやすかったですね」と実戦での好感触に笑みがこぼれた。

 昨年11月の地元戦では準優で苦い思い出がある。2着をキープしながら、道中の転覆で初のファイナルを逃してしまった。「優出まであと一歩のところで転覆した悔しさは今も残っています。今回は優出できるように頑張ります」と気合を入れた。

 走りの精度が上がり、安定感は増してきている。「(今節も参戦している田中)駿兵さんにはいろいろと教えてもらっています。そのイメージが(実際に)できるように頑張っています」と先輩のアドバイスも大きな力になっている。準優は3号艇で慣れないスローの戦いが濃厚。しかも、外枠には自身が伸びに高評価を与えた前田が構えるが「(伸びる人がいても)スタートをいけばいいだけですもんね」。言葉の端に大物感を漂わせた。

(田代 一郎)