舟券ソムリエ
舟券ソムリエ

◆SG第40回グランプリ/グランプリシリーズ(21日・ボートレース住之江・最終日)

 今年のボートレーサーの頂点を決める戦いをスポーツ報知ボートレース取材班キャップ・藤原邦充記者が予想。GP2度目の制覇に王手をかけた桐生順平に自信の◎を打った。「舟券ソムリエ」として勝利の美酒を読者に届ける。

 ◆舟券ソムリエ GP5万円コース

 いろいろあった2025年。国内では大阪・関西万博を開催。全国各地でクマ被害。初の女性総理誕生。コメの高騰。長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の死去。海外ではトランプ大統領が就任。ドジャースのワールドシリーズ連覇。ウクライナ、ガザで続く紛争など。

 平和な日本でボートレースを楽しめることに感謝しながら、グランプリ優勝戦を予想したい。記者にとって25年はさまざまなニュースを横目に見ながら、ボートレース道にまい進した1年だった。GPはボートレースの1年を締めくくる大一番。1年で一番売れるレースでもある。このレースを当てるために、1年間頑張ってきたと言っても過言ではない。ボートレーサーにとってもそれは同じ。全員が黄金のヘルメットを目指して1年間、努力を積み重ねてきた。

 今年の勝者は桐生で間違いない。GPを一度走ったものは、その魅力にとりつかれる。桐生もその一人。2017年の第32回大会(住之江)では、悲願のGP初優勝を果たした。過去4回、GPで優出しているが、すべて住之江。「やっぱりグランプリは住之江ですよね。ボルテージが違います。罵声とかも飛びますけど、それがあってこそですからね」。根っからの勝負師。GP優勝戦1号艇で見る満員のスタンドを楽しみにしている。

 流れも来ている。トライアル2ndの初戦と2回戦はいずれも2号艇で2着。初戦を勝った茅原悠紀と池田浩二が2回戦でいずれも減点(不良航法)。最大のライバルのアクシデントを横目に、トライアル最終戦の枠番抽選では1号艇を引き当てた。この時点で流れは9割方桐生。トライアル最終戦も逃げて、2度目の戴冠へ準備は整った。

 「今節はいつも以上に落ち着いている。良い流れを切らさないようにしたい」と泰然自若。足も仕上がっており、インから押し切る。対抗は4日目に茅原の不良航法で3番手から6着になった関。逆境をはね返しての優出は見事。2コースから差して迫る。ベスト6組の馬場、茅原も怖い。舟券は126、125を各3000円。123、124を各2000円の計1万円勝負だ。(藤原 邦充)

 ◆舟券ソムリエ 与えられた資金で節間プラス収支を目指す。1レースあたりの購入金額は自由。払い戻しを翌日の購入金額に上乗せすることもできる。節間プラス収支を達成すると「☆」が1つ増え、5つ集まるとファイブスター舟券ソムリエに。「☆」を10個集めると永世舟券ソムリエの称号が得られる。今節は永世舟券ソムリエ達成第1号となった藤原邦充記者が担当し、資金はGP特別版で5万円。

 ◇藤原記者の舟券ソムリエ

 初日 11R外れ -8000円

 2日目11R外れ -8000円

 3日目12R外れ -6000円

 4日目11R外れ -4000円 

 5日目11R外れ-14000円

       残金 10000円