コンマ06のトップスタートでイン逃げを決めた西山
コンマ06のトップスタートでイン逃げを決めた西山

◆SG第40回グランプリ/グランプリシリーズ(19日・ボートレース住之江・4日目)

 西山貴浩(38)=福岡=が4日目TR2nd11R、インからコンマ06のトップスタートを決めると、他艇を寄せ付けず1着でゴール。「スタートはしびれた。ここまで来たら気持ちでしょ。エンジンが良くてもスタートがダメでは意味がない」と気合で押し切った。3日目11Rではスリット後に急激に減速。原因はペラが浮遊物を巻くという不運にも見舞われ「そういう星の下に生まれたのかなあ…」としょんぼりしていた。そんな悪夢を振り払い、重圧がかかるトライアルの1枠で貴重な今節2勝目をもぎ取った。今年のオーシャンカップ覇者でボート界のエンターテイナーが、5年ぶりのファイナル切符をもぎ取る。