特別戦2Vで実績上位の佐々木
特別戦2Vで実績上位の佐々木

 サンライズレースのボートレース芦屋「ルーキーシリーズ第24戦スカパー!・JLCカップ」があす18日、幕を開ける。前期に7点勝率を残した佐々木完太と中村泰平がツートップを務める。記念戦線に活躍の場を移している畑田汰一や前原大道、急成長中の田中駿兵や中山翔太らがこぞって参戦。地元福岡勢はA1不在だが篠原晟弥、宮脇遼太の奮起に期待だ。

 今年のルーキーシリーズ最終戦だ。5月平和島で2度目のG2制覇を果たした佐々木が、今節メンバー唯一の特別戦覇者として君臨する。芦屋は初勝利を挙げた思い出の水面で、優出3回も今節最多。地力の違いを見せつける。中村は3期前にF2で11期続けたA級から降格したが、半年でA1に復帰。そして前期は自身初の7点勝率を残した。苦しい期間を乗り越えて本格化している。

 G1実績は畑田だ。2023年の関東地区選で初優出を果たし、昨年はヤングダービー、今年は12月下関周年で優出。芦屋では5月に峰竜太らを抑えて予選トップ通過から王道Vを果たした。前原は7月地元児島のG2で特別戦初優出を果たして自信を深めている。持ち味の速攻力と決定力に磨きをかける若林義人と大沢風葵にも主力として期待がかかる。

 ヤングダービーでの激走が記憶に新しい中山、12月住之江のルーキーシリーズで初Vを飾ったばかりの田中には勢いがある。山下大輝や青木蓮の俊敏戦にも注目だ。地元の中心は篠原と宮脇。ともに爆発力は高い。地の利を生かした激走に期待したい。