出足、回り足に手応え十分の新開
出足、回り足に手応え十分の新開

◆G1開設71周年記念 海響王決定戦(8日・ボートレース下関・2日目)

 枠なり3コースから握って攻めた2日目3Rの新開航(29)=福岡=は、1周1M旋回直後は4番手。着外を覚悟する位置取りだったが、その後は先行艇との差をジワジワ詰め、2周目のバックストレッチでは3番手を行く寺田を差しで捕らえる逆転劇で、舟券に貢献した。初日は2着、6着で後半は大敗を喫してしまったが、一気に取り戻すまではないが軌道修正に成功した。

 機力に関しては初日から手応え十分で「足はいいですよ。道中のレース足がいい。セカンド、サードが良くて、進んでいる感じがあります。最近の中でも良い足だと思います」。一昨年は常滑ダイヤモンドカップ、昨年は桐生周年を勝っているが、2025年はGⅠ未勝利。SGクラシックの権利取りも意識して挑んでいるが、逃げを目指す3日目7Rは、実戦足の良さを存分に生かして白星奪取を目指す。