◆開設72周年記念競走G1トコタンキング決定戦(8日、ボートレースとこなめ・5日目)
これが賞金ランク1位・茅原悠紀(38)=岡山=の的確な判断力だ。準優勝戦11Rは1コースの椎名豊がコンマ01のフライング。壮絶なスリット合戦の中、3コースから「2回放りました」と落ち着いたジャッジでコンマ06のスタート。4カドの下出にまくられはしたが、冷静に外へ持ち出すと持ち味のスピードターンを繰り出して優出圏内を確保した。
10月以降は6場所走って5優出と安定感に磨きがかかっている。「スパートをかけているので。見ての通り」と充実ぶりをアピール。
今年1月に行われた「BBCトーナメント」に続くとこなめ出場G1連続優勝を決めて、年末の大一番・住之江グランプリに弾みを付ける。