ボートレース住之江の「ルーキーシリーズ第22戦スカパー!・JLC杯競走」は28日から12月3日まで開催される。白熱の6日間シリーズを地元の井上忠政、石本裕武や、3月当所ルーキーSを含め今年7Vと好調の常住蓮らドリーム勢を中心に展望する。
初日ドリームは井上忠政、井本昌也、畑田汰一、前田翔、常住蓮、石本裕武が出走する。V候補筆頭は地元で気合が入る井上だ。
今年4Vの井上は特別戦でも9月宮島PG1ヤングダービーで優出(妨害)、10月津のダービーで自身3度目のSG出場を果たすなど実績を積んでいる。住之江は7月G3戦(5着)、8月オール大阪(4着)でともに平凡機を良化させて優出するなど、地元戦での調整力は確かだ。走り慣れた水面で今年5度目のV取りを目指す。
常住は直前のとこなめで今年7度目のVを決め、来年3月蒲郡・クラシックでのSG初出場は確実。7Vはいずれも優勝戦1号艇を得てのイン逃げ。今節も安定感ある走りを披露する。
石本は9月に初G1の高松宮記念を走るなど、住之江は今年7節目の出走。8月浜名湖、10月徳山ルーキーSで優勝と調子は上向き。パワフルな走りで昨年1月ルーキーSに次ぐ地元2度目のVに照準を合わせる。
畑田は今年11優出で3Vと順調そのもの。当所は6月に走って初優出(6着)を果たした。井本も今年14優出2Vとキャリアハイの活躍を見せている。前田は今年、優勝こそないが7優出し、前期も自己最高の勝率6・99をマークしている