手堅い走りで予選突破の上條。準優も自在ハンドル発揮だ
手堅い走りで予選突破の上條。準優も自在ハンドル発揮だ

◆GⅠ京極賞 開設73周年記念競走(10日・ボートレースまるがめ・4日目)

 上條暢嵩(31)=大阪=は序盤から威張れる足ではなく、乗り心地も日替わりだったが、調整を重ねて4日目はしっかりと良化させてきた。

 5号艇の前半4Rは、カド4コースの森高一真がまくる絶好の展開となり、的確に差して2着。後半9Rも2コースで2着キープした。

 足は上向きも「準優に入ると分からないけど、明日(5日目)のコンディションに合わせていく」と調整の手は休めない。

 予選7位で準優は3号艇になり、暮れの地元・住之江グランプリでベスト6入りを目指す男にとっては賞金上積みのチャンス。準優11Rは気迫のさばきで優出に挑む。