◆G1浜名湖賞 開設72周年記念(7日・ボートレース浜名湖・5日目)
ボートレース浜名湖の「浜名湖賞 開設72周年記念」は7日、準優3個レースを行い、8日の最終日12Rで争われる優勝戦メンバーが決まった。
中でも最注目は地元の静岡支部から唯一の勝ち上がりとなった坪井康晴(48)=静岡=だ。準優は1号艇で2着と悔しい形になったが、エース機の原田幸哉なら仕方がないところ。レース後は「厳しいスリット隊形になるのも想定していたし、上手に残せた」とむしろ納得の表情を浮かべた。
肝心の舟足面も悪くない。「幸哉さんを除けば伸びも変わらないくらいあるし、バランスが取れて中堅上位はある」と本来の仕上がりになっている。
地元のエース格として、2006年グランドチャンピオン、08年チャレンジカップと当地SG2Vの実績を誇りながらも、浜名湖賞はいまだVに手が届いておらず「メチャメチャ欲しいタイトル」。今年こそ戴冠(たいかん)を狙う。