◆ＧⅠ浜名湖賞 開設７２周年記念（２日・ボートレース浜名湖・前検日）
前検の２日は東海道線が一部区間で不通となり、通常より大幅に遅れたが、全５２選手がエンジン抽選、航走検査、スタート練習を行った。
そんな中、前検でひときわ注目を集めていたのがチルト３度の魔術師こと、菅章哉（３７）＝徳島＝だ。
ぶっちぎりの前検一番時計（６秒４９）をマークし「チルトは３度です。まだ完璧に仕上がっているわけじゃないが、『班の中で伸びているね』と言われた。前検としては反応のあるエンジン」と手応えは良好。
現在賞金ランク１６位と、初のグランプリ出場へ、勝負駆けの立場だが「この後は戸田と福岡なので、チルト３度が使えるのは浜名湖しかない」と自慢の伸び仕様を生かすなら今回。初日は２号艇で枠なりとなりそうだが、節間を通じて“ガースー砲”を楽しみにしたい。