優勝盾を手にして喜んだ石本
優勝盾を手にして喜んだ石本

◆スカパー!・JLC杯 徳山ルーキーシリーズ第19戦(25日・ボートレース徳山・最終日)

 最終第12Rで優勝戦を行い、1号艇の石本裕武(25)=大阪=がイン逃げで快勝した。8月浜名湖以来、通算3度目の優勝を果たした。2着は中野希一、3着は砂長知輝が入った。

 優出メンバーの中でただ一人F持ちだった石本だが、コンマ15のSを決めて逃走した。1号艇の重圧を克服して栄冠を手にした。

 表彰式では「最優秀新人のタイトルがかかっていたので、何としても今節は優勝しておきたいなと思っていたので良かったです」とホッとした表情を見せた。

 今節は2連対率45%の好素性機を獲得し、予選を2位でクリア。波乱が続出した準優ではただ一人逃げを決めて優勝戦の1号艇を手にした。

 「エンジン抽選の前から優勝を意識していた。ドリーム戦で1着を取れてもっと意識しましたね」と最優秀新人のタイトルにかける強い思いがあった。

 次節は11月6日に福岡で開幕するルーキーシリーズに出場する。「優勝を目指して頑張ります」とシリーズ連覇に意欲を見せた。