豊富なラインアップから商品が選べる選手宿舎注文システムを試す長田
豊富なラインアップから商品が選べる選手宿舎注文システムを試す長田

 ボートレース江戸川の新選手宿舎が、今月25日初日の「第8回ういちの江戸川ナイスぅ~っ!カップ」から使用開始される。これに先立ち21日、メディア向けの見学会が行われた。

 レーサーの要望が惜しみなく盛り込まれた“夢の宿舎”だ。短時間で疲労回復効果のある酸素カプセルや、電解水素水サーバーは全国の宿舎で初の設置。完全個室の居室には「ホテルインフォメーションシステム」を導入したテレビがあり、BS・CSの一部有料チャンネルや約100タイトルの映画などが視聴できる。さらに全室にブルーレイレコーダーを置き、選手がレース中に視聴できない番組の録画も可能に。順延になることが多い江戸川に合わせた中止時の宿舎での過ごし方をより快適にする工夫だ。また施設内の端末に、翌日に食品などが届く注文システムを導入。これまでの宿舎内売店よりも豊富なラインアップで選手の要望に応えていく。

 会には東京支部長の長田頼宗(40)が同席。選手の希望が形になった新施設の完成を「感激しました」と喜んだ。「順延時は時間の使い方が難しい。充実した映像システムやトレーニング器具で自分の好きなことに時間を費やせる。パフォーマンスが高まります」とアスリート目線に立った設備の数々に満足した様子だった。