◆スカパー!・JLC杯争奪 ルーキーシリーズ第18戦(15日・ボートレースまるがめ・5日目)
準優オープニングの9Rは強脚メンバーがそろった激戦カードとなったが、浜野斗馬(25)=香川=は、インからトップスタートを決めて1Mを先制。機力節イチ級の藤原仙二が意表を突いたジカまくりを放ったが、慌てず騒がず冷静に対応。堂々たるイン完勝劇だった。「風が収まっていたのでスタートはしっかり行けた。今のメンバーに入っても悪くなかったし、現状でも足は上位にいると思う」と仕上がりにも手応えを話す。
今節は地元勢の大将格として参戦。初日ドリームも含めて、予選3勝を挙げる活躍で準優1枠をゲットした。「ペラは9月に地元を走った時の形に叩いている。最終日がすごく仕上がっていて、回り足が抜群に良かった。今節はその足を目指して調整してきた。まだ完璧ではないけど、だいぶ煮詰まってきている」と順調に機力を整えてきた。
ただ、優勝戦はさらにエンジンメンバーが強力になる。「全部の足が良くなっているけど、まだ納得はしていない。優勝を狙うなら、もっと合わせないといけない」と頂点のみを見据える。
優勝戦は3号艇で出走。攻撃力を生かせる絶好の攻め位置から、今年初Vを目指して気合駆けに出る。