◆スカパー!・JLC杯争奪 ルーキーシリーズ第18戦(14日・ボートレースまるがめ・4日目)
繰り上がりで準優に滑り込んだ水谷。大外枠でも侮れないパワーだ
水谷理人(23)=香川=は、3日目に待機行動違反による減点を背負い、想定ボーダー6・00に対して1着条件という厳しい勝負駆けとなった4日目1R。結果は3号艇で2着。レース後は悔しい表情でピットに帰ってきた。「1Mの失敗。しっかり勝ちたかった。確かに減点もあったけど、それよりも今節は自分がダメ。いいエンジンを全く生かせていない」と唇をかんだ。
しかし、予選をクリアしていた篠原が負傷により途中帰郷。繰り上がりで準優進出の切符を手に入れた。
今節の地元勢は浜野、西岡、水谷と少数精鋭。「先輩2人はしっかりと上位で予選を突破した。自分だけ準優にも乗れないのは情けないと思っていたので、何とか滑り込めて良かった」と胸をなで下ろした。
そして、すぐに次の戦いを見据えて動き出す。「コースは遠いけど、エンジン自体はいいのでチャンスはあると思う。地元の3人全員で優勝戦に乗りたい。あとは自分がどれだけ調整を合わせられるか」とプロペラ調整に取り掛かった。
5日目は1号艇、6号艇の2回乗り。まずは前半をしっかり逃げて勢いに乗りたいところ。そして、後半は優出を目指して気合の走りを披露する。(竹内 祐貴)