持ち味の思い切ったレースで初戦を勝利した仲道
持ち味の思い切ったレースで初戦を勝利した仲道

◆G2江戸川634杯モーターボート大賞(14日・ボートレース江戸川・初日)

 仲道大輔(25)=愛知=が豪快なレースで初戦を白星で飾った。3Rはインの小林にスリットで先行されたものの、そこから伸び返すと1Mを思い切ってジカまくり。バックで後続を引き離すと、2Mを先に回って勝負を決めた。「手応えは結構いいし、バランスが取れている」。今節コンビを組む20号機は序盤から快調だ。

 江戸川は前回6月、優勝戦で転覆(選手責任)。事故率の規定をオーバーし、ヤングダービーの出場権利を失った。落胆は大きかったが「皆さんが励ましてくれたおかげで立ち直れました」とその時を振り返る。「波は嫌いだけど、江戸川は雰囲気が好き」。当地は優勝経験(24年12月)もあるだけに「前回の分まで頑張りたい」と気合が入っている。