住之江初優出でいきなりの優勝を目指す川原
住之江初優出でいきなりの優勝を目指す川原

◆第54回飛龍賞競走(5日・ボートレース住之江・5日目)

 川原祐明(30)=香川=は、予選を3位で突破しインで臨んだ準優9Rは、3コースからまくりの篠原晟弥を振り切り、3節連続のベスト6入りを一番乗りで決めた。

 駆る33号機はこれで優出5回目。植田太一が6月「住之江王冠競走」で初優勝した好エンジンだ。前検から「乗りづらくて回転が合っていない」と不安を抱えていたが、足の良さを生かして勝ち上がってきた。

 「同じ気象条件なら思い切ってペラを叩こうと思う。3枠はどちらにでも攻めていけるし、好きな方ですよ」という決戦の場で目指すのは、23年5月の多摩川以来となる5回目の優勝。もちろん、住之江初優出での初Vも射程圏内だ。