500万円の使い道(住之江・賞金王決定戦)

 昨年の賞金王決定戦で「賞金王8連勝推理クイズ」という懸賞が行われていたのはご存じでしょうか?賞金王決定戦のトライル全6戦と順位決定戦、賞金王決定戦の全8レースの1着艇を当てるというクイズ形式。正解者の中から抽選で5人に現金100万円が当たるとい太っ腹企画です。

 応募総数は3万587通。正解者は21人で5人に100万円が送られました。たしかに豪華なイベントだと思います。ただ500万円という賞金の割りに応募総数が少ないと思うのは僕だけでしょうか?賞金総額500万円のオープン懸賞なら10万通くらい応募があっても不思議ではないと思います。記者仲間でも、この懸賞の存在を知らない人がほとんどでした。これでは広報不足といわれても仕方がありません。

 もう一つの疑問は100万円を手にした人が舟券を果たして買うのか?ということです。懸賞雑誌をみて応募した人もいるでしょうし、100万円というまとまったお金なら貯金したいと思うのが人情。500万円のうち、どのくらいが競艇業界に還元されたのか疑問が残ります。

 500万円というお金があるのならば、真っ先に考えるのはファンへの還元でしょう。たとえば100円の舟券プレゼントなら5万人に行き渡ります。さらに舟券なので500万円のうち25%は施行者のもとに戻ってくるわけです。プレゼント舟券も「1-2-6」などの当たりやすい出目に絞れば、1日に1本は当たるはず。3連単ですので配当も1000円近くになるでしょう。1000円くらいならば、当たったファンは次の舟券購入資金として使用するはず。初心者のファンも当たる喜びを知ることができます。施行者は舟券の売り上げアップにもつながり一石二鳥。今年の賞金王決定戦ではぜひ実現してほしいと思います。

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