優出を決め、ほおを緩ませながら引き揚げる数原
優出を決め、ほおを緩ませながら引き揚げる数原

◆ルーキーシリーズ第21戦スカパー!・JLC杯(5日・ボートレース宮島・5日目)

 数原魁(29)=兵庫=が危なげない2着取りだった。準優11R、2コースからコンマ09のトップS。安河内の逃げは許したが、差し伸びて他の4艇には2Mの旋回で引導を渡した。「2日目以降はほぼノーハンマー。初日に、新エンジンを念頭にペラを叩いたら全てがイメージ通りになった」と振り返った。

 今節は新機2節目。18年11月初出走のキャリアは、ルーキー世代に入ると特に調整面において一日の長があった。唯一の課題は仕掛け。今節はコンマ04が2度あり、「足がいいからだと思いますが前に行きすぎてしまったことがあったし、“大人のスタート”で頑張ります」と笑った。

 6歳の頃、大阪・ABCテレビのバラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」に探偵依頼を出し、尼崎ボートで乗艇したエピソードはあまりに有名だ。そんな数原少年もいまや風格が漂うA級レーサー。これで3場所連続の優出と好調でもある。「ただ着順は悪かった(2場所連続で6着)。お客さんのことを考えるとね…。今回はレースにだけ集中していく」。2年10か月ぶりとなる自身2度目の美酒を視界に入れた。