◆ミッドナイトボートレース下関7th BOATBoyカップ(1日・ボートレース下関・初日)
11月1日から新期がスタートした。F、Lマークが消え勝率もゼロにリセットされた。山口支部の石倉拓美(33)が今期初戦となる初日1Rで逃げて1着発進した。「スタートで遅れて締められると思ったんですけど、ちょっと伸び返した感じだったのでレース足がいいと思います」と伸びは良さそうだ。
エンジンは前回使用者の加藤優弥が優出したもの。加藤とは同期の間柄で、今節を走る前に電話で会話したという。「前検にしては回り過ぎていると思って片面だけ広げたんですけど、初日朝に乗ったら回転が足りなかったので元に戻しました。加藤の形に戻しました。『レース足はいい』という話しは聞いていました。加藤ちゃんのベースは崩さずにいきます」と同期の形を尊重して大きくは叩かない考えだ。
今期の目標について聞くと「勝率5点以上」ときっぱり言い切った。自己最高勝率は3・00だが、4点ではなく、それを大幅に上回る勝率をターゲットにした。山口支部のある選手によるともっとも熱心に練習しているのは石倉だという。1日も早く一人前に選手になるべく努力をしている。
島根県出身でボートレースのことは知らなかった。「就職活動中に高校の先生に言われたのがきっかけです。就職先が決まっていたので就職したんですけど、広島で働いていて19歳の時に宮島にレースを見に行きました。だらだら仕事をして、あの言葉が引っかかって25歳のときに会社を辞めました」と、脱サラをして選手になった。
ボートで飯を食っていく決断をした。残念ながらまだ大きな花を咲かせることはできていないが、いつか初優勝したらまず恩師の土井先生に報告するつもりだ。