3号艇でまくり差しを決めた山下智己
3号艇でまくり差しを決めた山下智己

◆にっぽん未来プロジェクト競走in尼崎(21日、ボートレース尼崎・2日目)

 山下智己(22)=兵庫=にとって、今節の生き残りへ起死回生の一発だった。3号艇で出走した2日目8R、スロー3艇が横一線のスリット隊形から突き抜けたのは赤のカポックだ。「風が応援してくれました」と破顔一笑。自らの的確なハンドルと、ホーム向かい風7メートルにも押されて艇が急旋回し、教科書通りのまくり差しで1Rのイン戦3着から巻き返した。3兄弟の長兄・大輝は17日の当地前場所で地元初優勝を飾ったばかり。「うらやましい。ターン出口は合っていないけど直線はいいです」。末弟は予選突破にまずは気持ちを集中させる。